きうまのふぉとらいふ

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【NEW PEN-F】マイクロフォーサーズの今 2016

オリンパスさんより新しく発売された「PEN-F」を購入し使ってみた感想を書きたいと思います。

こんにちは、きうまと申します。

このPEN-Fでマイクロフォーサーズカメラとしては2機種目の購入となります。



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「E-M1」から「PEN-F」へ

僕がマイクロフォーサーズカメラを初めて購入したのは「E-M1」です。
E-M1が発売されたのが2013年10月。
そして、「PEN-F」が発売されたのは2016年2月ですね。
だいたい2年4ヶ月ほどの間にマイクロフォーサーズ(主にオリンパス機についてですが)はどれだけの進化を遂げたのかに興味があったわけです。
中でも、新搭載された「カラープロファイル」なる色調整を行える機能に期待を膨らませていました。

開封し、レンズを付けてファインダーを覗くまでの僕の心境を簡単にお伝えします。


開封
「どれどれ、(カメラを取り出し)お!軽いな。四角い・・・へぇ~、この本革風のデコボコしたディテール良いねえ~」

「(カメラをテーブルに置き)ブラックにして正解だったな!へぇ~、格好いいなぁ」

ファインダーを覗く
「ではさっそく、(レンズを取り付けファインダーを覗く)お!?すげー!ほぉ、ちゃんと白いものが白く写るし綺麗に見えるようになったなぁ(感動)」


「E-M1」から写りが飛躍的に良くなっていたことに驚きました。
EVFも綺麗に被写体を写すし、背面液晶との色味のギャップも気にならないぐらいに改善されています。

余裕を感じられないほど限界まで成熟していて、今後の劇的な進化はないだろうと思っていたあのマイクロフォーサーズがここまで来ていたのかと感動さえしました。
「なんだ、まだまだ伸びしろあるじゃん!!」
僕の思い込みなだけで、マイクロフォーサーズはまだまだ進化し続けられる余剰があることを実感しました。


望遠レンズなどの大きく重いレンズは使えるか

グリップがない分、重たさがダイレクトに伝わりますが可能です。
持ちにくいのは当然あります。しかし、思っているほどではないです。

ただ、大口径のレンズだとボディの高さが短いのでテーブルにちゃんと置けません。(笑)

背面ボタンは小さくて押しにくいんですが、これは右手でグリップを握っている時に誤って手の平で押さないようにする為なのでしょう。

外観デザイン優先で削ぎ落とされている部分はあるのですが、その中でもなんとか工夫をしようと言う気持ちは伝わりました。



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外観デザイン優先なのは買う前から分かるって話し

どこかの動画サイトでオリンパス社員さんが新PEN-Fの1番のアピールポイントとして「外観デザイン」と真っ先に仰っていた動画を見かけたのですが、どうも引っかかるところでした。

確かに、他のカメラにはない美しいデザインだと思います。
だけども、なんで外観デザインが1番の売りだなんてことになるのかな。
外観が良いに越したことはないですが、個人的には1も2もなくまずはカメラの性能がどれほどのものかをアピールすべきであると思います。
このカメラの性能は素晴らしいのですから、外観の話題ばかりが先行し中身の話しを出さないのが不思議です。

もっと言えば、今更過去の名機の名前を背負わせる必要性もないし、オリジナルの名前で十分通用するレベルなはずですがねぇ。
首をかしげるばかりです。



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期待していた「カラープロファイル」機能について

12色を各色7段階(だったかな?)に彩度を変更できます。さらに明暗部コントラストと新しく中間コントラストも変更出来るようになり、調整の幅が随分広がりました。
しかし、僕の思う通りに合わせようとすると他の部分で乱れが生じ、その乱れを直そうとすると他の部分に乱れが生じて、あちらを立てればこちらが立たず状態になります。
結局ある程度妥協をしてバランスをとることになります。

まだまだ未熟な印象ですが、何を変更しているのかユーザー目線で分かり易い表示となっています。今後もこの機能が発展していくことを期待したいですね。



ここまでは、この「PEN-F」は良いカメラで「E-M1」から完全に乗り換えられるレベルなので、今後はこちらをメインに使っていこうと思える内容だったのですが、使用している中で残念ながらマイクロフォーサーズ自体を一旦使用休止する判断をしました。

理由については以下に書きますが、この記事が掲載される頃には既にPEN-Fは手元にありません。E-M1についても同様です。



問題点

背面液晶に写る被写体画像ですが、電源を入れた直後やファインダーを覗くなどして、一旦背面液晶の表示がOFFになった状態から再度被写体画像を写す時に、5秒間ほど白濁した画像になります。(メニュー画面はなぜか白濁しない)
5秒かけてジワジワと元の色味に戻るような状態です。

パナソニック製レンズを付けた状態で、メニュー画面で設定を変更したり確認した後、撮影に戻りシャッタースピード調節ダイヤルを回してシャッタースピードを変更しているとマニュアルモードにも関わらずなぜか絞りも連動して勝手に開いたり閉じたりするバグがたまに発生します。
他社製レンズとは言えパナソニック製は準純正のようなつもりでいたのにバグが出るってどうなの?
ボディとレンズが他社製同士の組み合わせでも純正同士の場合と完全に同じ機能を発揮してくれとまでは言わないまでも、せめて不具合が起こらない程度の親和性をあらかじめ確保していて欲しいものです。

品質管理に対する詰めが甘い

「不具合があったなら修理してもらえばいーじゃないか?」
その通り!

しかし、「PEN-F」にかぎったことではなく、「E-M1」でも僕が見ても明らかな不具合が少なからず2件ありました。

1件目は大阪のオリンパスPLAZAへ行って見てもらい治ったと思ったのですが、2日後くらいに再発し、結局自力で治しました。
2件目が発生した時には「またか・・・」と思い諦めてそのまま使っています。

そして、PEN-Fでも不具合が出ました。
たまたまと言うには多過ぎます。
OLYMPUSさんに対して、もう僕にはその辺の信頼はありません。

せっかくの素晴らしい性能ですが、人でも道具でも信頼がなければ関係を続けたいとは思いません。



様々な部品で構成されているし、様々な取引先との連携があるでしょう。
競合他社との競争で、一刻も早く発売にたどり着きたい気持ちもあるでしょう。
そんな中で統率し管理し不具合を無くしていく作業は非常に困難でしょう。

だからといって仕方なしとするわけにはいかない!

少なからずとも僕は期待を持って大金を払い購入をしているわけだからだ!

既にストレスを感じている中で、他にも不具合が出ないかをいちいち気にしながら使いたいとは思わないので「E-M1」も「PEN-F」も、使うのを諦めることにしました。

「E-M1」や「PEN-F」を目当てに見に来て下さっている方々には大変申し訳ありません。
Panasonic機ボディを購入することも考えましたが、一度立ち止まってマイクロフォーサーズの動向を見守ってみようと思います。
今後も引き続き見ていただけましたら幸いです。



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マイクロフォーサーズシステムは理想的なサイズ

撮る楽しみと持ち運びの便利さ、人混みの中でも構え易い、非常にバランスの優れたシステムです。

それだけに、こんなことで選択肢から外れてしまうのが悔しいです。
是非とも、現状の品質に対する体制を見直していただきたいと思います。

OLYMPUSさん、今後の展開を静かに注目しています。



ご観覧ありがとうございました。
ほんならまただわ!